マンガで分かる中国の物語⑬『孟姜女』
こんにちは!
前回はこちらの物語をご紹介しました。
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
今回は前回に引き続き4大民間伝説の一つの『孟姜女(もうきょうじょ)』をご紹介したいと思います。
※用語が多いので読み方を載せます。語感的に音読みにしてあります。
【登場人物と用語】
・孟家(もうけ)
・姜家(きょうけ)
・孟姜女(もうきょうじょ)
・范喜良(はんきりょう)

ハッピーエンドとはいかずかなり可哀想なお話でした…。
孟姜女の生まれ方がちょっと桃太郎を彷彿とさせる感じでしたが特に関係はなさそう。
この話しも色々と設定やストーリーが追加されているものが多いようで、ラストが「孟姜女は夫の亡骸とともに海に飛び込んでしまう」というパターンや、「始皇帝が嘘をついて騙そうとする」パターンがあったりするようです。
この話し、ファンタジーなストーリーですが実際の人物や物も登場しています。
その中の世界的にも有名な万里の長城についてですが、始皇帝の時代にはまだ建設途中だったようですね。
全長6000メートル越えの巨大建築物なので確かに1代で築き上げるのは確かに難しそうです。
前回までの記事もよろしくお願いします!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
マンガで分かる中国の物語⑫『白蛇伝』
こんにちは!
前回はこちらの物語をご紹介しました。
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
今回は中国の4大民間伝説である『白蛇伝』という物語をご紹介したいと思います。
これまでの4大民間伝説はこちらにあります。
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com


こちらの物語ですが、最初は「人間を喰らおうとした綺麗な女に化けた蛇の妖怪を法海が退治をする」というホラー系の物語だったようですが、色々な媒体で再編されていくうちにだんだんと男女のラブストーリーに改編されていった経緯があるようです。
この「白蛇伝」は京劇の題材としても選ばれたり、テレビドラマ化されていたり、日本でもアニメ化されていたりと日本人にも馴染み深い物です。
これを調べている時に「ああ、男女の物語か〜」なんて思っていたら急にバトルシーンがあったりと話の展開が非常に面白い作品でした。
中国のドラマあるあるですが、恋愛ドラマだとしても法術やらが出てくる作品では大体バトルシーンがありますよね。女性キャラでも激しいバトルシーンが良く出てくるので日本の恋愛ドラマでは考えられないですね。
これでこのブログ内で4大民間伝説を3つご紹介できましたので次回以降で「孟姜女」という作品をいつかご紹介できたらなと思います。
前回までのお話はこちらです!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
中国での餃子の歴史
こんにちは!
日本の中華料理屋やラーメン屋に行くと必ず見かける『餃子』。
日本人でこの料理を嫌いと言っている人は私の人生で一度も会ったこと見たことがありません。そのくらい皆さん大好きな中華料理の一つですよね。
餃子は中国でもやはりとてもポピュラーな料理です。
しかし、私が以前中国語のオンラインスクールに通っている際に先生がポロっと一言。
「日本人は餃子をパリパリに焼くのが好きだよね。アレ何で?」
私はこの言葉を聞くまで、餃子は焼く以外の食べ方なんて邪道だろうと思っていました。
しかし後々調べてみるとなんと餃子は中国では焼餃子よりも水餃子のがメジャーなんだそうです!
そもそもの話し、中国では餃子は主食だそうで、日本人のようにご飯のおかずとして食べているのはとても変な食べ方に見えているようです。さながら関東人が焼きそばをおかずにして食べている人に対して嫌悪感を示すのと同じ感覚でしょう。
中国の餃子の食べ方
中国での餃子の食べ方には主に3通りあるようです。
・たっぷりのお湯で煮る水餃子
・せいろで蒸し餃子
・多めの油でよく焼餃子
と言った感じ。焼餃子は水餃子に比べたらマイナーな食べ方です。しかも中国の焼餃子は多めの油で両面良く焼きです。見た感じ揚げ餃子の見た目をしています。日本の水入れて蓋をしてパリパリ羽餃子とはまるで違います。
蒸し餃子は蒸し器やせいろで焼売やら肉まんのように蒸す食べ方です。餃子感が薄れるような…
ではなぜそもそも水餃子が主流なのか。
それは餃子がなぜ誕生したのかに関わってきます。
餃子の起源

餃子はもともと人々を寒波から救うため体を温める薬として誕生したのがきっかけでした。
餡の中身も現在の物とは全くの別物で、唐辛子や羊肉を煮たものを細かく刻んだものを餡にしたようです。
元々薬膳スープとして作られたので中国では水餃子がメジャーな食べ方として定着したのですね。
ですが、日本ではラーメンのお供として、ご飯のおかずにぴったりな日本式パリパリ羽付き蒸し焼き餃子が定着しました。
日本に来ていた留学生の知人が言うには、中国人からすると日本の餃子や日本のラーメンは中華料理ではなく日本料理にしか見えないそうです笑
その方は日本のラーメン屋によく行っていてラーメンについては「日本のラーメンは美味しい」と言っていたのですが餃子に関しては「なんか違う」と言っていましたね。
餃子の包み方
さらに餃子の包み方にも色々と種類があるようです。

【三角餃子】
両端の皮を閉じた後、真ん中の片側の皮を摘んで三角形の形に形成した包み方です。
【太陽花餃子】
まず皮に餡を置いた後もう一枚の皮を上に被せ、端を全て閉じ、捻るように内側に折り込んでいく包み方です。
【小手包餃子】
餡を置いた後、口を閉じ、内側に捻るように織り込んでいく包み方です。日本で良く見る包み方に1番近い形に見えます。
【月牙餃子】
餡を置いた後、口を閉じ、両端を内側に織り込む包み方です。
これらの他に、いつも見る波打つように包む方法と、そのまま口をぴったり閉じる方法もメジャーなようです。煮る場合は後者の方法が一般的です。
餃子の餡
日本式では餡として入れる具材は、「キャベツ」「ニラ」「ひき肉」「ニンニク」がどのお店の餃子で入れられていると思います。
ですが餡の中身も中国式と相違があるようです。
中国では肉餃子か野菜餃子か肉と野菜の混合餃子か区別をするようで、肉餃子は肉と臭み消しの花椒を入れた物、野菜餃子は野菜や豆腐を入れた物なんだそうです。日本の餃子はどちらかと言うと中国餃子でいう肉と野菜の混合餃子なんですね。
他の具材ですが、エビを入れてみたりキノコを入れたり、肉は羊肉だったり魚のすり身だったり色々なパターンがあるようです。
さらに新年に餃子を作る際、飴を入れた餃子を何個か作り、それを食べることができた人は幸先が良いとされるという習慣があるそうです。
最後に
たまにある中国人がやっている中華料理屋で出てくる餃子はかなり日本人向けにされているんだなと再確認しました。一度本場の餃子というものを食べてみたいです。
中国の文化について色々と記事にしていますのでぜひこちらもよろしくお願いします!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
マンガで分かる中国の物語⑪『屈原先生〜端午の節句〜』
こんにちは!
前回はこちらの物語をご紹介しました。
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
さて今回は端午の節句にまつわる「屈原先生」というお話をご紹介します。
今回は端午の節句の「ちまきを食べる」という習慣の起源のお話です。

春秋時代の楚国といえば有名漫画のキングダムでもお馴染みの強国。内部の権力争いが激化して国が混乱するのはどの時代でも良くある話ですよね。
あのいつも何気なく見かけるちまきにこんな悲しいストーリーがあるなんて驚きでした。
日本でいう端午の節句は鯉のぼりを飾ったり柏餅を食べたり菖蒲湯につかったりする習慣が一般的ですが、起源は中国のお祭りからとされています。
中国語では龍を模した舟に乗る催しや、ちまきを食べる、特別なお酒を飲むなど日本の習慣とはかなり違います。この時に飲むお酒が雄黄酒と呼ばれるお酒なんですが少し特別な物で、古代では鶏冠石と呼ばれる鉱物を少量入れたお酒を飲んで毒を払おうという目的で飲まれていたようです。しかしなんとこの鶏冠石という鉱物にはヒ素が含まれていて現在では取り扱いが厳しい鉱物のようで、毒を以て毒を制すると言わんばかりのとても安全とはいえない習慣があるようです…。
五月は暖かかくなる時期なので虫除けのために束ねたヨモギと菖蒲を玄関先に吊るしたり、ハーブ類を入れた小袋を身につけたり、お香を焚いたり、先ほどの雄黄酒が飲めない子どもには額や耳や手足にこのお酒を少し塗るといった様々な習慣があるようです。
ちまきの中に入れる食材も北の方の地域では、ナツメなどを入れて甘めな味付けで、南の方の地域では肉などを入れてしょっぱめな味付けなんだそうです。
私自身も北方の本場の方が作ったちまきを食べてみたことがありますが、なかなか独特な味付けで間違いなく日本食に慣れた人たちには好みが分かれる味だなという印象でした笑(南方バージョンのちまきならもしかしたら美味しいかも…?)
普段は「端午节」と表記されるのですが、他にも「龙舟节」「屈原节」など20以上もの呼び方があるそうです。さらに2009年には無形文化遺産としても登録されているようです。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
前回までの記事でも色々な物語をご紹介していますのでぜひこちらもご覧ください!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
マンガで分かる中国の物語⑩『七夕節の物語』
こんにちは!
前回はこちらの物語をご紹介しました。
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
今回は日本でも馴染みのある「七夕まつり」の元になったお話しをご紹介したいと思います。
日本では「彦星と織姫」という物語で広く知られていますよね。あらすじとしては、「牛飼いの彦星と機織り職の織姫が恋愛に浮かれてどちらも仕事を怠けてしまったので天界の神様が怒って7月7日のみ会うことを許された。」という物語ですよね。
こちらの物語は中国の「七夕節の物語」が由来となっています。こちらは日本人が慣れ親しんだストーリーとちょっと違うところがあるのでそれをマンガにしてみました。

いかがだったでしょうか。
私が良く知る話しとは違う点がいくつかありました。
- 彦星=牛郎 織姫=織女(簡体:织女)
- 織女はセクハラ(?)紛いのことをされて結婚した。別に嫌がってないけど…笑
- 2人の間には子どもがいる。(男女の双子)※ちなみに中国語で男女の双子は龙凤胎(lóngfèng tāi)とも言う。
- 仕事は別に怠けてた訳ではない。
- 天界の母が怒った理由は天界人である自分の娘が一般人の男と結婚したのが許せなかったから。
- カササギが作った橋(鵲橋という)を渡って毎年7月7日に織姫は子どもと夫に会っている。
大まかな部分では日本のものと同じですが、こうやって違いを書き出してみるとかなり中国のものを改編しているのが分かります。
中国ドラマでも良くありますが、愛し合う男女をとことん邪魔をする展開が多いですよね。
上記にもある龙凤胎(lóngfèng tāi)という単語ですが、繁体字では龍鳳胎となり、中国では男女の双子はとても縁起が良いものとされていて龍と鳳凰の子と書くそうです。漢字がカッコ良すぎます…!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
前回までの記事もぜひご覧ください♪
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
マンガで分かる中国の物語⑨『梁祝化蝶〜梁山伯と祝英台〜』
こんにちは!
前回はこちらの物語をご紹介しました!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
⭐︎たくさんのスターありがとうございました!⭐︎
今回は『梁山伯と祝英台(りょうざんぱくとしゅくえいたい)』という物語をご紹介したいと思います。
中国語のタイトルでは「梁祝化蝶」や「梁山伯与祝英台」という名前で親しまれています。梁山伯という男性と祝英台という女性の切ない愛の物語です。
(画像サイズの関係で非常に見辛くなってしまい申し訳ありません泣)
こちらの物語、ほんとうに切ないです泣
これを読んでいるときに泣きそうになりながら記事をまとめました泣
祝英台は非常に賢い女性で、彼女自身の身分は明かせない状況だったので最後の手段で機転をきかせましたが…。そこからの展開がほんとうに可哀想…。でも最後は一緒になれた二人だったのでハッピーエンドといえばそうなのかな?
中国ドラマによくありそうな切ないラブストーリー。女の子が男装して男社会の中で頑張る系のドラマ(イケメンパラダイス的な)はよくありますが、そういう現代チックな設定の昔話があったなんて驚きでした。
他にも「梁祝《化蝶》」という曲があったり、何年か前に実際にドラマ化もされている様ですね。大まかなストーリーは一緒の様ですがいかんせん少々古い作品でしたので(出演されている俳優さんが全然わからない・・・笑)ぜひ現代の技術力でリメイクされるのを期待しています。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
ぜひ前回までの記事もよろしくお願いいたします!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
マンガで分かる中国の物語⑧『聰明的阿凡提〜聡明なアファンティ〜』
こんにちは!
前回はこちらの物語をご紹介しました!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
今回は「聰明的阿凡提(聡明なアファンティ)」という新疆ウイグル地方を舞台にした昔話をご紹介したいと思います。
アファンティの何枚も上手なセリフがいいですね。
「アファンティは聡明だ」という固定観念のもと皇帝はアファンティの信憑性のない「予言」が本当であるかのように錯覚してしまった。という点が面白いです。
こちらの物語は上海美术电影制片厂(Shanghai Animation Film Studio)で1981年から1988年に制作された人形アニメの中の一つです。
新疆ウイグル地区は過去にはシルクロードで栄えた地域で、歴史を調べてみると様々な国と隣接していたためかなり波瀾万丈な歴史があるようですね。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
前回までの記事もぜひご覧ください♪
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com