「不要你管我」と「要你不管我」
「不要你管我」と「要你不管我」
こちらのフレーズ、どちらも反対の意味に見えますよね。
「不要你管我」は「私に構わないで」
と訳せるのは分かります。
「要你不管我」
これは先程の文の真逆なので「私のことを構ってくれ」になる。
と思いきや、なんとこちらも意味的には「私に構わないで」になるんです。
一体なぜ一見この両極端な文が同じ意味になっているのか中国の方に聞いてみたところ、
「私たちにも分からない」
なんだそう笑。
とりあえず場面によって使い分けてるようなんです。
使用例
- 「不要你管我」
一般的にはケンカしてる際に言う言葉らしく、
例えば、不要你管我の場合、
ドラマなんかで男女がケンカしてる最中、女の人が男の人の懐に抱かれながら泣きそうな顔で「不要你管我…(私に構わないで…)」なんて言ったらどうですか?めちゃくちゃ月9になりますね。なのでこちらはちょっとツンデレチックな言い方らしいです。
- 「要你管我」
要你管我がちょっとややこしいんですが、例として、
男女のカップルがケンカしてる時、女の人が「要你管我💢!!(私の事構わないで💢!!)」
と言ったらどうでしょう?
これは私の個人的な意見なんですが、ケンカしてる時なんかに「私の事を構いなさいよ!」なんて逆のこと言われたら相手は「お前のことなんか知るかよ!」ってなりますよね?なのでたぶんそれを言うことにより相手を煽ってヒートアップさせる効果の他、結局は「私のこと構わないで」ということを言いたい。それらを諸々省略して「要你管我💢」=「私のこと構わないで💢」になるんだと解釈しています。
こう適当に理由をつけて納得していますが、私もなんだか良くわかっていません笑
中国の方々はとりあえずこんな風に使ってケンカの際に使い分けてるそう。
これを教えてくれた友達曰く、とりあえず言えることは、
「语言文化博大精深(言語の文化は奥が深い)」
とのこと。
まさにそうですね。
亀の甲羅に文字を書いてた時代から現代まで受け継がれてきた漢字文化です。色々な表現の仕方がありますし、日々どんどん新しい言葉が生まれてますから外国語では説明つかないようなことが沢山あるのも頷けます。
以上「不要你管我」と「要你不管我」についてでした♪
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