中国語学習者あるある〜始めたばかりの頃〜
時間は早いもので中国語を勉強し始めてもう2年になりました。
最初は軽い気持ちで始めた中国語学習ですが、勉強していくうちにどんどん中国語の面白さが分かっていきもっと高みへ登りたくなっていきました。
その中で私が中国語学習をしてる最中に感じたことをまとめていきたいと思います。
きっと中国語学習をしたことある人ならわかってくれるはず!
最初の1ヶ月くらいはアルファベットしか見ない
これは中国語を勉強し始めて1番最初に感じることです。最初中国語の単語を覚えようにも読み方がわからないのでまずピンインと呼ばれる日本語で言うローマ字表記のようなものを覚える必要があります。子音と母音を覚え、大量にある音節を覚え、イントネーションを表す声調と呼ばれるものを覚えやっと漢字での単語の勉強ができます。私の場合、音節や声調をほぼマスターするのに1ヶ月ほどかかりました。
発音の難しさ、音節の多さに直面しさらに中国語独特の声調にも慣れていかないといけないので、この初期段階で挫折してしまう人も結構いるのではないでしょうか。
発音が多すぎるし難しい
中国語の発音には母音と子音がありますが、それらが日本語の比じゃないくらいにたくさんあります。
まず日本語の母音は皆さんご存知の通り「あいうえお」の5文字しかありませんが、中国語の母音は複合母音も合わせて35個もあります。(単母音はその内6個)
母音が日本語の7倍と聞いて中国語を勉強したことない方からは想像もつかないかと思います。
さらに子音では23個もあります。なので日本語の50音よりもさらに明確に発音の区別がある言語だということが分かります。
それはつまり日本語には無い音がたくさん含まれているということです。
日本人にとって中国語の母音では「e」の発音や、「ng」や「n」の違いなど、子音では「r」の発音や、「shなどの舌を反り上げた音」などがかなり難しいです。
先ほど「日本語にもある音がある」のような意味合いの文を書きましたが、厳密に言うとそれらの音は「日本語にある音と似ているだけ」なので発音方法がちょっとだけ違います。
なので発音を完璧にしたいのならばネイティブの人に教わったり聞いたりして研究するしか方法はありません。
ピンインが覚えられない
HSKの試験ではピンインの正確さまでは求められませんが、中国語検定などピンインを正確に把握しなければならない試験などでぶつかる壁です。
また、中国語の文章をタイピングする際などにピンイン入力が便利なので中国人とチャットしたいと考えている方なら必須科目ですね。手書き入力だとかなり大変ですから…。
昔から慣れ親しんできた漢字とはいえど、読み方を新たにイントネーション付きで覚えなければならないのでかなり苦労しました。なので私はピンイン付きの文章をとにかく片っ端からタイピング練習をしていきだんだんと覚えていきました。
日本人だけど見たことない漢字ばかり
日本人だから漢字を覚えるなんて余裕だろうと考えていましたが、かなり見たことない漢字ばかりです。
中国語の簡体字、繁体字どちらもそれぞれ勉強している時、日本人が義務教育中に覚える漢字なんてほんの少しなんだなと実感しました。
例えば「
文法は簡単だって聞いてたのにそんなに簡単じゃない
中国語は単語の変化がないし、文法も簡単だよ。なんて聞いていましたが、文法も結構ややこしいところがあります。
中国語は単語の変化がない代わりに語順がかなり重要になってきます。中国語は漢字しかありませんので同じ漢字で主語にもなりうるし介詞にもなりうる漢字があります。その中で入れる場所を間違えると文として成り立たなくなってしまうため、時間詞や場所を表す単語はかなり気をつけて配置しないといけません。
今回挙げたものの他にも文法面で日本人には理解しにくい点などたくさんありますので次回まとめたいと思います。
↓中国人とのチャットの仕方や中国語の自己流の勉強法をまとめてあります!
hikarityuunohanyu.hatenablog.com
hikarityuunohanyu.hatenablog.com